2010年 01月 22日
細胞内にある「Hsp90」というタンパク質が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることを、群馬大生体調節研究所の研究グループが突き止めた。抗がん剤でHsp90の働きを阻害し、がん細胞の悪性化を抑える研究が進んでいるが、その仕組みが判明したのは初めて。14日付の米科学誌「モレキュラーセル」(電子版)に掲載された。 研究グループによると、細胞ががん化すると、Hsp90の働きが活発化する。また、がん細胞は遺伝子の変異を繰り返してさらに悪性化するが、Polηは変異を促進させることが分かっていた。山下孝之教授らは、培養したがん細胞でHsp90とPolηが結合していることを確認。Hsp90阻害剤を用いると、Polηが分解されたり、働きを抑制することができたという。 山下教授は「Hsp90の働きが分かったことで、より効果的に抗がん剤を活用し、がんの悪性化を食い止められるようになるのではないか」と話している。【奥山はるな】 【関連ニュース】 間寛平さん:前立腺がんと判明 「アースマラソン」は継続 小澤征爾さん:6月まで公演中止 食道がん治療で 名古屋市長:「がん施設」建設へ…損害賠償金無視できず 既往歴:内容で不採用の企業存在 厚労省研究班調査で判明 病気腎移植:宇和島徳洲会病院が再開…「臨床研究として」 ・ 「党代表選への影響配慮」=石川議員が動機供述−虚偽記載時予定なし・規正法違反(時事通信) ・ 「終わって安堵している」=海自部隊、最後の給油−相手国から「ジャパンコール」(時事通信) ・ センター試験 東武線事故で5会場一部繰り下げ(産経新聞) ・ センター試験開始14分前に「解答始め!」(産経新聞) ・ 「原則に戻れ」小泉元首相が参院選アドバイス(産経新聞)
by slw64jtrbm
| 2010-01-22 04:07
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